VIENTO オッサン二世杯を制す!
MVPにはハットトリックの古山選手
試合結果
2 - 0 | ||||
VIENTO | 6 | 1-3 | 4 | ザ・マイクロ |
3-1 |
優勝候補の農業試験場が出場辞退した為、やや寂しい大会となったが、試合の方は激しい点取り合戦の末、XIENTOがザ・マイクロに6対4でせり勝った。
試合前のウォーミングアップでXIENTO岩澤選手がいきなり柵越え、慣れない芝で吹かしてしまったらしく、下ろし立てのニューボールは隣の池にポチャン、風向きが逆だったのなんとか岸に戻って来てくれて難を逃れた。
そんなことをしているうちに今度はザ・マイクロから「一人試合に間に合わないので誰か貸して」というお願い、愛車セリカの調子が悪く、わざわざJRで駆けつけてくれたカンフー山中選手を泣く泣く放出、また審判は入団したばかりの新人塩沢選手に白羽の矢があたってしまった。この様なチーム同士がこんなに整備されたグランド使ってもいいのかな?と思いつつ試合は始まった。
まずは開始早々にXIENTOテル選手が芸術的なループシュートを決め先制、さらに橋本選手が相手DFをかわしてセンタリング、そこヘタイミングよくニアサイドに飛び込んだ古山選手が押し込み2対0としてVIENTO優勢のまま第1ピリオドを終了した。
第2ピリオドに入るとザ・マイクロが中央突破から得点し2対1となるが、すぐさまVIENTOは橋本選手が得点して引き放す。しかしザ・マイクロも黙ってはいない。得意の中央突破から立て続けにゴールを奪い同点に追いつきゲームは振り出しに戻る。VIENTOも多彩な攻めで相手陣内に迫るが、いまひとつ決定力に欠け得点することができず第2ピリオド終了。
第3ピリオドに入ると、またまた同じ様な展開から遂にザ・マイクロに逆転のゴールを許してしまう。しかし、ここからVIENTOも驚異的な枯りを見せ、多々良選手のコーナキックを古山選手が見事にヘデングシュート、これにゴトーシュマイケルもすかさず反応するがボールは左手をかすめゴールに吸い込まれた。
2分間の給水タイムの後、VIENTOは秘密兵器の快速ドリブラー蒔田選手を投入、多々艮Jrとのダブルボランチを組ませ3−5−2にシステムを変更、再三狙われている中央突破を封じこんだ。そしてついに蒔田選手が約50メートルを独走、味方選手も蹴散らし角度の無いところからゴール左隅に突き刺し逆転に成功する。炎天下での消耗戦に、ついにザ・マイクロの選手は足がつってダウン、試合は完全にVIENTOのペースとなり、テル選手が多々良選手にバースデーゴールをプレゼントしようとスルーパスを送るがこれを古山選手があっさりと決めてしまった。多々良選手のシルバーシューズも最後までゴールを奪うことができなかったが試合はこのまま6対4でVIENTOが勝利し、オッサン二世杯を制した。MVPにはハットトリック達成の古山選手が選ばれた。賞品は皆が飲み残Lたポカリスエットだけであった。
VIENTOは、このあと8月19日に昨年、全国ベスト8の快挙を成しとげたPK選手権大会に出場する。
古山選手のハットトリックのゴールシーン
柁
古山
右足ボレー
第1ピリオド15分
古
×∧∴山
〔弓
ヘッド
第3ピリオド8分
奈、多々
古払
テル
右足インサイド
第3ピリオド18分